高知旅行へ行ったら「ひろめ市場」でカツオのたたきを食べよう!
と観光雑誌やネット情報でよく見かける機会も多いことでしょう。
今日は、新居浜から高知へ2泊3日の旅行の中で、高知市内にある「ひろめ市場」で新鮮な戻り鰹を各店舗で食べ比べしたので、おすすめの店やメニューを紹介します。
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「明神丸」か「やいろ亭」がカツオのたたきの有名店
ひろめ市場のカツオのたたきで有名な店は”明神丸“か”やいろ亭“。
雑誌によく載っているのは、明神丸。
プロモーションが上手いのでしょう。
私が四国へ移住する際に大阪の職場の方からプレゼントされた「ことりっぷ 四国編」の高知のページにもガッツリ明神丸が紹介されていました。
高知住民のオススメ店は”やいろ亭”か”吉照”
ひろめ市場で食べたいものはネットや雑誌の事前情報から明神丸ー!に行く気満々でした。
が、お昼に観光しにいった高知城で城内部の案内を務めるボランティアスタッフ(七十歳くらいのおじちゃん)と話をするきっかけがあり、そこで教えてもらったお店が”やいろ亭”。
地元民がオススメする店ってなんだかワクワクしません?
おじちゃん曰く、「生」のカツオが食べられるお店として「やいろ亭」か「吉照」を勧められました。
と、土佐っ子ソウルを堪能しつつお店を紹介してもらいました。
なんでも揚げ餃子っぽいらしい。これも気になる。
実は、ひろめ市場で食事をするがために、急遽1泊高知旅行を伸ばした私たち。
今回、高知市内で泊まったホテルは「ウェルカムホテル高知」です。
- ひろめ市場から歩いていけて
- 近くに提携駐車場(有料)もあり
- 朝食バイキングがついて
- 二人の宿泊料金が合計7,8000円という破格のお値段
繁華街に位置しているので24時くらいまでは外が賑やかでしたが、普通に寝れたのでよかった。
禁断の食べ比べは”やいろ亭”に軍配
結論から先に。カツオのたたきは”やいろ亭“に軍配が上がります。
厚切りのためか、炙り方が上手いのか、カツオの風味と藁の香味が勝っていました。
後、冷凍されていないからか?
“やいり亭“のカツオのもっちり感は生だからそだせる味。
(高知民のおじさん曰く、冷凍らしい明神丸のカツオは、もっちりと表現するより柔かめの印象。やいろ亭の方がカツオの弾力感が楽しめる)
もう1店舗紹介されていた”吉照”は月曜日が定休日のため食べ比べできず。ぐぬぬ。
カツオのタタキは「塩」が一番鰹の違いが出ます。
今回食べた2店舗のどちらも美味しかったし、以前、銅夢新居浜で食べたカツオのたたきとは格の違いを見せつけられた感じ。
銅夢新居浜のカツオは調理されてから時間が経っていたのと、見世物要素もあったので調理まで屋外で置かれていたためか、生臭さがどうしても残っていますた。
スーパーのタタキも、好んでいたけど やいろ亭のを食べてしまうとマジか…って感じ。
タレの味に左右されない塩が超好きになりました。
ちなみに、明神丸がマズイわけでは決してないです。
明神丸はタレと塩のどちらも食べれるくらいにお求めやすいお値段。
タレと塩どっちも注文して、やいろ亭の6切れとほぼ同じ値段。
やいろ亭のカツオは分厚いので食べ応えがあるが、明神丸と比べると若干高い。
なお、やいろ亭のカツオのたたきは1250円で5切れなんですが、プラスいくらか払って6枚にしてもらうことをオススメします。
6切れになると皿から舟盛りになるので、見栄え的にそっちの方が「おお〜」ってなるのと2人でシェアしてもケンカになりません。
明神丸のカツオのたたき(タレ)はこんな感じ。柑橘系のタレがさっぱりともっちりと。
これはこれで美味いんです。
スーパーで食べるカツオでたまに感じる生臭さもナシ。
ただ、先にやいろ亭のカツオのタタキを食べてしまったばっかりに、どうしてもインパクトが弱まってしまう;
もし、お腹に余力があれば、やいろ亭のタレを次回は味わってみたい!
さらに今回食べる機会を逃した吉照のカツオのたたきも食べてみるつもり。
ひろめ市場のカツオのたたき以外のおすすめ料理
ひろめ市場で使ったお金の合計金額は夫婦2人で約7,000円くらいです。
内訳は、
-
お酒2杯、ソフトドリンク2杯
-
カツオのタタキ3人前(やいろ亭の塩、明神丸の塩とタレ)
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四万十海苔の天ぷら
-
カニクリームコロッケ
-
餃子2人前
です。
やいろ亭ではカツオのたたきの他に”四万十海苔の天ぷら“と”カニクリームコロッケ“を注文しました。
ビールが進む、強めの塩味が特徴の四万十海苔の天ぷら。(飲めないけど)
塩味強め、衣多めで油こってり感で酒が進むお味(飲めないけど)。
私は塩分自制中なのでヤバいと思ったが、好きw
結構お腹にたまります。
あまり話題にならないけれど、やいろ亭で絶対注文してほしいのが「かにクリームコロッケ」。
ひろめ市場のホームページで店舗紹介のコメントにカニクリームコロッケが自慢っぽかったので注文しました。
手作りらしい甘めの柔らかホワイトソースは、お箸で持ち上げれない程の柔らかさ!
揚げたてサクサクの状態でテーブルに来たよ。
中の具材はカニのほぐし身とマッシュルーム!
お箸でほぐしながら、お皿に盛られたトマトソースと合わせたり混ぜたり、時にはそのままザクザク食べるのが最高です。
そして、高知地元民のおっちゃんにすすめられた餃子の店、”安兵衛”。
これで餃子1人前!
側面が揚げ餃子のようにパリッと油で揚げ焼きにされています。
裏側は普通の焼き餃子風で1個で焼き餃子,揚げ餃子と2つの餃子を楽しめる面白い味。
1個が小ぶりのサイズなので、パクパクとお箸が進みますぜ。
今回食べたかったけれど断念した気になるメニュー
ひろめ市場はとにかく広い
エリアも店舗数も多いので、全部の店を食べ比べなんてことは途方もないことがわかりました。
今回、食べたいなーと思ったけれど、満腹で注文できなかったメニューは以下の通り。
- 川エビの天ぷら
- 伊勢海老のマヨ焼き
- たろめ揚げ(鳥の手羽先)
- やいろ亭のカツオのたたきのタレ
-
どろめ(生のイワシの稚魚)
どろめはやいろ亭のおばちゃんにも「今日どろめあるよ!」と薦められたんですが、なぜか注文せず。
これだけ大きいと、観光客だけでなく高知の地元民の方が足繁く通う理由もうなずけます。
ひろめ市場の全体の雰囲気とか
ひろめ市場は屋内にある施設なので、雨の心配は基本的にありません。
ただ、平日だろうと夜は仕事終わりのサラリーマンをはじめ18時半過ぎたあたりで混み始めてきます。
また基本的に座席での喫煙OKなので、中の空気は綺麗ではありません。
なんというか、大阪にある人がごった返して淀んだタバコと油とアルコールが混じった居酒屋って感じの空気です。混沌。
子供連れは少し辛いなーと思ったのが正直な感想。
いうてしまえばお酒を飲む大人のご飯どころなので致し方ないでしょう。
座席のシステムは、自由席と予約席なるものがあるようです。
先に席を抑えてから各店舗に注文をしにいくスタイル。
なので、席に「人いますよー」と分かる且つ最悪盗られても痛くない貴重品以外の物をもっていくのをオススメします。
私たちの場合はパンフレット、ハンドタオル、上着のパーカー(誰も欲しがらんやろうってことで)などで場所取りをしました。
予約席の仕組みはよく分かりませんが、やいろ亭の目の前のテーブルやお店の真ん前に位置する席は店側がキープできるテーブルもあるようです。
予約をしていない場合は、店の前にある予約席テーブルには座らないようにしましょう。
飲んでは食べる大人の社交場
高知旅行で実際にひろめ市場に足を運ぶまで「いうてショボい残念系なテナントなんかな〜」と甘く思っていたんですが、良い意味で大きく予想を裏切られました。
新居浜からバヒュンと車で遊びにいける距離だったことも今回の高知旅行でわかったので、もっと頻繁に高知へ訪れたい。
(お酒を飲むのであれば土日一泊するとして)
今回は平日の宿泊だったので開催されていませんでしたが、日曜に道路に登場するという「日曜市」にも足を運んでみたいぞ〜!
ちょうど今日の昼間、前職の仲間が高知旅行へ来てまして。
上記情報について展開しておりました!w
大変喜んでおりましたよ~