マザー・グースはランチ予約必須の創作フレンチのお店

初めて新居浜市に訪れた時に食事をした店がマザー・グースのランチでした。

これまで2回、ランチに利用させてもらいますた。

1回目は義実家への結婚の挨拶と、これから住むことになる新居浜を案内してもらう前の腹ごしらえ目的で。

2回目は柳川の誕生日祝いで。

シェフは長らく新居浜でお店をされているようで、昔はディナー営業もしていたみたい。

夫氏は小さい頃から家族で食べに来ていたみたいでシェフ&奥さんとも親しげ。ちょっと羨ましい。

現在はランチ営業のみ＆事前に電話予約が必要なフレンチ料理のお店です。

静かな立地に、白くてかわいい一軒家

場所は新居浜市新田町にあります。

駐車スペースは3~4台ですが、必ず予約してから伺うお店なので基本は停められるかなと思われます。

目の前は公園があって、車から出るとホッとするような印象。

ランチはお任せのコース料理

お値段はだいたい2,000~3,500円くらい？

すみません、ここに訪れる時は夫氏に基本会計をお任せしているので正確な値段を知らないのです…orz

店内はアンティーク家具に囲まれていて木を感じる内装。

西洋風で隠れ家のような、どこか落ち着いた空間です。

フランス料理ですがドレスコードとかはないので、一般的なおでかけ洋服で問題なしです。

この日のコース料理は秋の食材が中心

この日はローストした鴨ときのこと野菜のサラダ。

オリジナルドレッシングがかかった一品でした。

きのこはさっと火を通していてほんのり温かい。

新鮮な野菜はシャキシャキ感を残しつつ温かい特製ドレッシングをサッと絡めたサラダは本当に美味でありました。

鴨、油がのってたな〜

2回目の訪問時期が初秋に入るかぐらいの季節だったので、スープは桃の冷静ポタージュ。

さっぱりとしていて少しヨーグルト風味を感じつつ、とっても飲みやすいスープです。

パンはフォカッチャとフランスパンになります。

かわいい陶器が載ったお皿に右側には鮎のポワレが載っています。

数種類の特製ソースが本当に時間を惜しまず作られているようで、シェフのこだわりを感じます。

さて、陶器の中身は…？

かぼちゃのニョッキでしたー！

これ、今でも強烈においしかったのを覚えていて、自宅でなんとか再現できないものかと画策中です。

ニョッキはもちろん手作り、ポタージュスープはほっぺたがグググッと痛くなるくらいおいしい。

鮎のポワレもまたパリっと仕上がっていて、かぼちゃのニョッキとの相性バッチリです。

デザートは季節のジェラートとフルーツでした。

最後はコーヒか紅茶がいただけるので、お好みのドリンクと合わせて絶品スウィーツをご堪能くださいませ。

きのこ、桃、かぼちゃ、ぶどう、鮎と秋の旬の食材をふんだんに使ったコース料理でした。

初回訪問時は”愛媛”なメニュー

既述の通り、はじめて訪問した時は私が初愛媛・初新居浜ということもあって、メニューに配慮してもらっていた可能性があります。

というのも、2回目訪問時はメインがお魚でしたが、初回訪問時はお肉とお魚がどちらも出てきました。

さらに、偶然かもしれませんが食材も”愛媛”を感じるものが使われていました。

さわらのムニエルにマッシュポテトを乗せたもの。プラス海老。

さわらはこの地方では嫁に来た時にプレゼントするだとか、食べるだとかある風習があるそうです。

義実家でお食事をはじめてご馳走になった時に、その話を教えてもらいながら「さわらの塩焼き」が食卓に並んでいました。

お肉も３種類のソースがかかっていて作る側の手間を想像するだけで丁寧さが伝わってきます。

デザートはイチゴと愛媛のみかん。

奥さんが「愛媛はみかんが有名なんよ〜」と優しく言葉を添えながら出してくれたところで、もしかして配慮してくれていたのでは！？と感じた次第であります。

お店のぬくもりてぃーに感謝＞＜

(´´∞`｀)＜ごちそうさま！

マザーグースは、基本的にお腹いっぱい食べる！というよりひと皿ずつ、その季節の食材を丁寧に味わうお店です。

本当に落ち着いた空間なので、おいしい料理とフロアにいらっしゃる笑顔が素敵な奥さんに癒され、ゆったりとした時間を楽しんでもらえたらな、と思います。

ていうか、幼き頃よりこんな欧風おしゃれな店に連れてきてもらっていた夫氏に嫉妬。

どれだけ通っていたのかは知らないけれど、「大きくなって〜お嫁さん連れてきて〜」と家族ぐるみな会話っぽいアットホーム感に、彼はこの街で育ったんやなーと実感する一幕も。

私に優しく新居浜のこと教えてくださる奥さんの心遣いに感謝。

敷居が高い店ではないのですが、本当にあの落ち着いた空間は大事にこれからもゆっくりマイペースに営業を続けていただけることを願うばかりです。