2018年に開催された第1回 新居浜ウェルカムツアーに参加しました。
本サイトの管理人である柳川(@niihamabiz)は関西から新居浜へ移住してきた転入3年目の新居浜市民です。
転入1年目は新居浜市内をブラブラうろついては本能の赴くままに記事を書いていました。
基本的に訪れる場所は事前情報なしの状態で向かったので、「ほーへー」ってなんとなーくな観光でしたが、今回の旅は新居浜南高校へ火曜学生ガイドさんによる説明もあり、知的好奇心をくすぐるツアーになりましたとさ。
また、当日は南海放送のテレビ取材も入り、8月中に放送予定です。
いい感じの大自然を背景に、柳川のインタビューも登場するかも?(か、カットされなければ…笑)
全部で5分程度の番組で、その枠の中で部分的な紹介になるので、本ツアーの紹介自体も数分くらいの短いものになると思われます。
8月の下旬の放送予定で具体的な日時公開がオッケーになりましたら、本サイトで改めて告知しますー。(まあ多分言っていいやつなんですが、念のため)
- 新居浜への移住を検討している
- 新居浜へ移住してきた
- 最近の柳川、どんなやねん
という方は是非当日の放送を楽しみにしてくださいな。
本記事では放送に先立ちまして、記念すべき第1回目のウェルカムツアーの内容をレポしますよう!
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この記事をサクッと流し読み
新居浜ウェルカムツアーとは?
ウェルカムツアー新居浜市が主催する転入三年以内を対象にした、1日をフルに使って市内の観光スポットを高校生のガイド付きで訪れるツアーイベント。
今回、ウェルカムツアーのタイトルが「あかがねのまち スタディーツアー」となりまして、テーマは”別子銅山“。
別子銅山といえば、真っ先にマイントピア別子や東平地区などが思いつく人が多いのかも知れません。
が、新居浜と別子銅山は本当にホントウに縁が深く、別子銅山とともに新居浜市が発展してきたことが本ツアーでわかりました。
参加者は私のような30代の女性1名の単独参加者や3才くらい?のお子さま連れのファミリー、紳士淑女なご夫婦と幅広い層が参加していたのが実に興味深かったです。
移住者って基本的に新居浜に知り合いがいない状態で転入してくることが多いじゃないですか。(と思っている)
そして、自分から動き出さない限り、誰かと出会い・交流する機会もほぼ皆無じゃないですか。
なので、今回のような企画で
と驚きとともに気づきが。
コミュ障が発動してしまい、なかなか自分から声をかけにいけなかったのが悔やまれる……
もし第2回があれば、参加したいな(もう1回行ってるしダメかw)。
ウェルカムツアーで行った場所
今回のツアーで訪問した市内の観光スポットと大まかなスケジュールは以下の通り。
- 朝:東平地区で東平歴史資料館と東洋のマチュピチュを感じる
- マイントピア別子へ移動してランチ
- 昼:端出場ゾーンをウロウロ。行きは鉄道、帰りは徒歩でマイントピア別子へ戻る
- 広瀬歴史記念館行く
- 旧広瀬邸を見学
- 集合場所へ帰還。解散!
朝の9時に集合し、観光バスに揺られて夕方17時くらいまで、めいっぱい新居浜を満喫します。
ほぼ室内に引きこもる生活を送っていたので体力が心配だったんですが、途中で休憩もあったのと移動中は涼しい観光バスの中で過ごせたので何とかなりました。
ただし翌日から数日間、筋肉痛に悩まされる……(笑)
誰がガイドしたの?
新居浜市南高校のユネスコ部の学生さんズが1日つきっきりでガイドをしてくださいました。
いや、これがね、すんごいクオリティなの。
ご本人たちも初めてのガイドとのことで不慣れな部分があったらスミマセン〜って話やったんですが大人顔負けの情報量。
確かに、プロの旅行会社が企画するような流暢な説明や段取りではないのかも知れません。
事前にめっちゃ勉強&準備したんやろうなってのが伝わる丁寧さと一生懸命さに心を打たれました。
学生視点での紹介は目新しいし、学生さんごとに個性が違うので、伝え方やテイストも一人ずつ違って面白い。
普通のツアーで複数のガイドさんを味わう経験ってそうそうないからね。
新しい試みだったと思うけど、今後も是非続けてほしい。
本人達はめっちゃ大変やと思いますが、参加者側の気持ちとしては凄くよかった。
なんか私自身もっと新居浜のこと知りたいなって思う、いい刺激になりますたおっお。
個人的に心に残った思い出3選
んでは、今回のツアーの中で特に心に残ったことを3つ紹介します。
- レストラン もりの風の太鼓台っぽいうどん
- 端出場地区の第四通洞
- 旧広瀬邸の2階から眺める海
が特に記憶に残ってます。や、他にもいっぱいあるんやけどね!
意図的に東平地区のマチュピチュっぽいう風景は外してます。あの澄んだ空間は間違いないもの!
レストランもりの風の太鼓台っぽいうどぅん
東平地区を観光した後、ランチをマイントピア別子のレストランで食べることになりました。
学生に挟まれ、なんだか修学旅行気分を味わえて楽しかったよ!
そして、そこで出されたのが太鼓台のような見た目をしたインスタ映え〜なメニューが。
かきあげ+うどん+しらすご飯とかぼちゃの煮物がのった小皿。
ランチ代は別途必要でしたが、うどんはコシが強い讃岐系のもちもち具合がよかったです。
そして今、個人的にしらすご飯ブームが到来してるので、しらすと大葉を散らしたご飯が素朴でさっぱり美味しうございました。
冷涼たる風なびく第四通洞から天然クーラー
どこやねん!となる方のために。
第四通洞はマイントピア別子から徒歩で5分以上、10分未満歩いた場所にあります。
観光鉄道に乗らずに、流しそうめんなどが開催されてる広場を少し端出場ゾーンよりにあります。
住所すら出ない!
そもそも、別子銅山の展示や体験施設がある坑道は1年を通して17~19℃前後でとってもヒンヤリしてます。
そんなヒンヤリした坑道から屋外に向かって流れる涼風が第四通洞から出てくるのですが、めっちゃ気持ちいい。
朝から動き回ってたのもあるんですが、汗だくのなか、あの冷たいクーラーのような風は心に染み渡りました(ジーン)
あと、地下水の流れる音がまた涼しさを倍増させるっていうか。
なかなかコアな観光スポットなのでこれ目当てで行くと、「おい、柳川」って思うかも知れんのですが、お手軽に避暑れる隠れスポットを見つけて、ちょっと私だけ知ってる感が楽しめますよ。
あと、なんていうか入り口周辺が程よく経年劣化してる所とかが廃墟好き勢の心を揺りうごかすことでしょうよ。
もしマイントピア別子の広場で遊んでいて、少しだけ歩いてみるか〜という貴重な方はぜひ足を運んでみてください。
(そして多分、冬はめっちゃ寒いと思われる…?いや、年中通して17度前後だったらあったかいのか……?)
旧広瀬邸の2階から見る景色
結婚式の前撮りで旧広瀬邸を利用したことがあります。
が、撮影にばかり集中していたので2階に上がることもなく〜バタバタと滞在した思い出しかありませんでした。
今回のツアーで初めて2階へ登ったのですが、めっちゃ眺めいいやん。何これ!!!!
写真ではうまく伝えきれないのですが、いい感じの夏っぽい生ぬるい風とすっごく静かな雰囲気で遠くに瀬戸内海が目線とだいたい同じ位置に見えるの。
なんかベランダ(と呼んでいいのか?)外でスイカかかき氷食べたいって思いましたが飲食禁止なので要注意。
さらに春は窓から見える桜でぶわぁ〜っとなるらしい。
もう少し気候が穏やかになったら、この最上階で時間を忘れて過ごしたいぬ!
総括・まとめ
今回訪問した観光スポット、実は移住1年目に訪れたことがあるスポットでした。
しかしながら、説明があるとないとじゃ同じ観光スポットでも大違い。
例えば、東平地区が”東洋のマチュピチュ“と呼ばれているのは知っていたけど、具体的に「どこやねん?」となっていました。
このツアーでは、
とフォトスポットを教えてもらって「ほー」となる。
具体的にペルーのマチュピチュがどんな感じか、ふわっとしたイメージしかなかったので家でググる。
で、比較してみた画像がコレ↓
うん、言いたいことはわかる、なんかどことなく似てる?
マチュピチュ行ったことないけど。
(マチュピチュの参考画像:https://www.his-j.com/tyo/zekkei/machu_picchu/)
説明があることで奥行きが生まれ、新たな興味がポツポツと浮かぶ素敵なツアーになりましたとさ。
本記事を読んで興味をもった転入者のみなさん。第2回などが開催されれば、ぜひ参加してみてくださいな。
お土産が超リッチ
お土産として新居浜へ転入した記念にお菓子の詰め合わせ&市職員の方によるおすすめ観光場所が紹介された手書きのメッセージ(全員分、書かれたのかと思うと胸熱)などなどをいただきました。
さらにガチャガチャに入った銅鉱石とカラミ(銅鉱石から銅成分をとった後に残ったもの)。めちゃレアアイテムらしい。
そのほか、マイントピア別子や資料館の入場券などもあって、今度は私がガイドとなって家族に各施設を案内できるようになりたいなあ。
そしてもし、今後開催される時は是非短いコーナーで構わないので、ゆるい自己紹介などの転入者同士が交流しあうコンテンツがツアー中にあるとより良いのではないでしょうか?
以上、ウェルカムツアー体験レポでした。
おしまいー。